「テレビのこれから 日本のこれから」を見て
先週でしたか、NHKで「テレビのこれから | 日本のこれから」という番組をやっていたのは。
たまたま嫁が好きな出演者(水曜どうでしょうの藤村D)が出るということで見ていたので私も見ていました。他にもゲームデザイナー(だっけ?ゼビウスを作った)遠藤さんや糸井さん、元DoCoMoの夏野さんなどなどかなり豪華なメンバーでした。もちろん番組内容もさぞ面白いことになるだろうとわくわくしながら見たのですが・・・。
正直日本のTV業界とネット/IT業界で活躍されている方の議論がこんなに表面的なのは悲しい気分です。そもそも議論のポイント、「テレビ」の定義がなされていない、認識が違っている。
「テレビ」をどうみるのか?「大画面を持った情報端末」、「放送受信機」、「電波による映像伝送」、「放送コンテンツ」。共通認識をもっていないので全然深掘りできていない。
本来であれば「通信と放送の融合」が日本でどうして行えないのか、番組(コンテンツ)の有料配信はなぜ日本で出来ない、地方で東京と同じ番組を流せない理由は?など、行政、広告モデルなど面白い議題があったはずなのに。これが生放送だからか?
本質的な話をしたがっていたのが元DoCoMo、今はドワンゴの夏野さん(よくドコモの505シリーズの発表会でプレゼンしてましたね)。夏野さんが書いたこの番組に対するコメントを見たがまさにその通りだと思う。
NHKの討論番組で驚いたネットに対する認識不足(NIKKEI NET)
海外には魅力あるコンテンツを活用できる土台がある。
きっとまた日本(のメーカ)は昔からVoDの実験をしていたのにもかかわらず、魅力的なビジネスモデルを作り上げることが出来ずに終わってしまうのかもしれない。
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