Debian Lenny on VirtualPC2007
相変わらずLennyもやっと出た感じですがVirtualPCで動かすにはUbuntuやFedora同様にちょっとした工夫が必要なのでメモしておきます。
インストール
GUIでインストールをしても問題ありません。Debianぽくないですが。
最後までインストールできると思います。
インストール後の再起動
早速駄目です。おそらく
回復できないプロセッサ エラーが発生しました。バーチャル マシンはリセットされます。
と表示されるでしょう。
これはカーネルのバージョンが問題となっており、おそらく今後出る2.6系のカーネルを使ったLinuxディストリでは必ず対処が必要になると思われます。
これを回避するにはGRUBでブートするときに起動オプションをつけます。
起動時に下の画面で「e」キーを押します。5秒しか猶予がないので気をつけて。
すると以下のような画面になります。
カーソルで2行目「kernel …」に移動し「e」キーを押します。そこで行の最後に(スペース1つ入れて)起動オプションを追加します。
今回は2つ入れています。起動不能を回避する「noreplace-paravirt」とマウス関連の不具合を直す「i8042.noloop」。マウスの方は直っているかもしれませんがおまじないで。
ほかに入れた方がいいオプションはクロックずれに対処する「clocksource=pit」ぐらいかな。
無事編集が終わったらリターンキーで元の画面に戻り「b」キーでブートします。これで無事ブートできるはずです。
ただし、この作業を毎回やるわけにはいかないので起動ファイルに記述しておきます。
起動ファイルの修正
ファイルは「/boot/grub/menu.lst」。このファイルのほぼ末尾に同様の設定があります。
そこに直接記述しましょう。
1つ注意点があります。
今後カーネルのバージョンアップがある度に今回記述した内容が「update-grub」が自動実行されリセットされてしまいます。これを回避するには「### END DEBIAN AUTOMAGIC KERNELS LIST」と書いてある行以降に書くことですがそうするとカーネルが古いままになるので結局手直しが必要。ファイル中盤にある不思議なコメント部分で制御できそうですが試してません。
起動エラーの修正
起動時にPCスピーカーがすでにロードされていますとエラーが出ます。影響はないのですが気持ち悪いので対処。
単純にはモジュールを読み込まないだけなので「/etc/modprobe.d/blacklist」 というファイルの最後に「blacklist pcspkr」と書けば良さそうだがそれではだめ。
http://wiki.debian.org/KernelModuleBlacklistingによると以下の手順を踏む必要がある。
- 「/etc/modprobe.d/pcspkr」というファイルを作る
- ファイルの内容は1行。「blacklist pcspkr」という内容にしておく
- 「depmod -ae」を実行
- 「update-initramfs -u」を実行してinitrdを書き換える
これでエラーは消えます。
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