OpenSolarisがすごい
OpenSolarisがなんとLiveCDになっている!
インストールCDを入れて起動するとdtloginするかと思いきやGNOMEが立ち上がる。Ubuntuを超えているかも!
試したのはThinkpadT60。Xサーバは1400x1050のATI X1400も何の問題もなく認識、フォントもきれい。しかも起動直後に無線LANデバイスを認識してどのESSIDに接続するか聞いてくるではないか!本当にこれはSolarisか?
このあとWPAのパスワードを入力するとあっけなく我が家の無線LANに接続。
デバイスはほとんど認識。認識できていなかったのはACPIとサウンド関連。マウスはホイールもばっちり動きます。日本語入力はATOKではなくAnthy。時刻はUTCとして認識されているみたい。
アプリはGNOME的な物は一通り入っている。rhythmboxやFirefoxも入っているのでマルチメディア系やインターネットも楽しめる状態(mp3のデコーダが入っていないみたいだけど)。無論SAMBAサーバにもSMBで接続できる。
ソフトウェアパッケージもネット経由で簡単に手に入る。Image Packaging System(IPS)というSynapticsもどきのパッケージシステムが入っている。試しにapacheを探したらapache2.2とphp5も見つかった。どうみてもUbuntuのカーネルがSolarisになっただけのようにも見えるがDTraceなどはちゃんと入っているみたい。
GNOMEベースのウィンドウデザインもSolaris用にかなり洗練されたものになっており、Compizまで入っている。Ubuntuで使われているフォントよりずっと見やすいこともあってGUIをカスタマイズして見やすくしようとかいうことより何が出来るかに注力できる。サーバ用途にGUIはいらないのだけどもしかしたらデスクトップ環境としてもLinux陣営をひっくり返すかもしれないね、これ。
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