CDを捨てる?
オリジナルのCDをゴミ箱に捨てる若者達
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/col/suzuki/57/index.shtml
なんということ・・・。筆者の言うジャケットを捨てると言うのも信じられないのにオリジナルCDまで捨ててしまうとは。
一見合理的に見えるがiPodに取り込んだからと行ってオリジナルCDを捨ててしまうのはどうか。記事の筆者は正当な所有権の主張が出来ない云々を心配しているが事はそんな表面的なことではないはず。「消費社会」が日本人の持っていたアイデンティティを失わせているような気がしてならない。
まず技術的な観点からすればmp3など不可逆圧縮で取り込んだ音楽は原曲と聞き比べると悲しいぐらいダイナミックレンジが狭い。聞き比べればすぐ分かる。オリジナルCDを捨てると言うことは「音」そのものに興味を持っていないのだと思う。カセットテープとCDがあったらカセットに録音したからCDはいらない、というのと同じである。オーディオマニアならずともそういうところに男は気が向くと思うのだが。電車の中でも馬鹿みたいにいいヘッドフォン(ゼンハイヤーとか)をした連中がいるが。願わくばAppleLosslessで取り込んでいることを願う。
2つめはものに対する執着心のなさである。愛着心といった方がいいかもしれない。日本が発展してきた源は執着心だと思う。Made In Japanを支えてきたのはそういう技術者だ。オタクを馬鹿にする人も多いが執着するものの方向が特殊なだけで立派な日本人だ(笑)。日本人がただの消費者になったときそれは某消費大国と同じになるのだと思う。かの国は通貨と軍事力で圧倒的な力を持っているが日本がただの消費大国になったときどうなるのか。
最近、ものを捨てるたびにそのものの行く末を考えてしまう。焼却されるとただの酸化化合物になってしまう。未来はこの「資源」を活用できるほど科学が進むのだろうか?
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